【初心者向け】革製品の手入れ方法
- 2018.10.18
- 革アイテム
革製品を買ったはいいけど、革のお手入れの仕方が分からない…
そんなレザー初心者さん向けに、基本の革のお手入れ方法をお教えします。
1.まずは、レザーケアに必要なアイテムを揃えよう
お手入れを始めるにあたって、普段のお手入れに必要なものをご紹介しましょう。
革製品を購入するにあたって、一緒に揃えておきたいケアアイテムです。
1.ブラシ
ホコリを落とすのに使います。
2.クリーム・オイル
クリームを塗ることによって、革の栄養補給と保湿をすることができます。
革製品は、乾燥するとひび割れをおこしてしまいますので、クリームによるケアはかかせません。
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3.クロス(スポンジ)
クリームを塗布したり、日々のケアに必要です。
4.防水スプレー
革製品は、水にとても弱く、水に濡れてしまうと、シミになってしまいます。
防水スプレーは、水や汚れから革製品を守ってくれる重要なものです。
2.基本のお手入れ
新品の革製品を購入したとき、お手入れせずにそのまま使ってしまっていませんか?
実は、新品の状態でのケアはとても重要なこと。
革製品は新品の状態でも、油分が少なく乾燥しています。
新品の状態から、お手入れをすることで、さらに良い状態を保つことができるんです。
これから紹介するのは、革製品の基本のお手入れ。
普段のお手入れにはもちろん、新品の革製品を使う前にも、まずはやっておきたいケアです。
①ブラッシング
まずは、馬毛ブラシでホコリを落とします。
強くこすったり、硬いブラシを使うと、革を傷めてしまうので気を付けましょう。
ホコリを落とすのに無理に力を加える必要はありません。
やさしく、表面をなでるようにブラッシングしましょう。
②クリームを塗る
クリームは少量ずつ、クロスやスポンジにとりなじませてから、革製品に塗布します。
薄く塗ることがポイントです。
革によっては、塗りすぎるとシミになってしまう可能性があるので、最初は少しだけ目立たない場所に塗って乾かし、色ムラにならないか確認しましょう。
クリームを塗って、ある程度乾いてきたら、クロスで余計な油分を拭き取りましょう。
③防水スプレーをする
②のクリームが乾いたら、防水スプレーで仕上げをします。
スプレーをかけるときは、必ず換気の良いところで行うようにしましょう。
スプレーしたら、ムラのないよう、クロスで全体に馴染ませ、乾かします。
あまりお手入れをしすぎるのも、革に余計な油分を与えてしまい、カビ等の原因になってしまいます。
毎日のお手入れとしては、さっと乾拭きをする程度で十分です。
3.汚れてしまったときのお手入れ
革の汚れは、早めに落とすことが重要なポイント。
汚れを放置してしまうとなかなか落ちなくなってしまいます。
軽い汚れは革用の消しゴムで落とす
汚れた部分を、消しゴムの角を使って軽くこすります。
強くこすったり、汚れていないところもこすってしまうと素材が傷んでしまう場合や、色落ちしてしまう場合があるので気を付けましょう。
普段から玄関等に置いておくことで、帰宅時にささっと汚れを落とすことができます。
持ち運びやすいサイズなので、普段から常に鞄に入れておくのもおすすめ。
革の汚れは早めに対処が鉄則です。
レザークリーナーを使って汚れを落とす
消しゴムを使っても汚れが落ちない場合は、皮革用クリーナーを使いましょう。
布にクリーナーを少し出し、軽くたたくきます。
軽くたたいたら、浮き上がった汚れを綺麗な布で拭きとりましょう。
やはり大事なのは普段のお手入れ。
普段のお手入れをしっかりと行い、綺麗な状態を保つのが革にとってベストです。
また、万が一汚してしまった場合も、すぐに対処することを心がけましょう。
4.水に濡れてしまったときのお手入れ
まず、皮革製品を濡らしてしまった時は早めに対処しなければならないということを覚えておきましょう。
濡れてシミになった場合、時間が経ってしまうと、シミが取れなくなってしまう可能性があります。
雨などで、皮革製品を水で濡らしてしまったときは、すぐに乾いた布などで、水分を拭きとります。
そして型崩れしないよう、紙などをつめてから、風通しの良い場所で陰干しします。
変形・変質・変色につながり、革にダメージを与えてしまう恐れがあります。
革製品は、日々使う中で、手に馴染んでいき、ツヤや色合いも深まっていきます。
革は、使う人によって色々な表情に変化し、だんだんと出てくる深みが革の楽しみでもあります。
そのエイジングを楽しむために、アンチエイジングも必要なんです。
人のお肌と一緒で、汚れを落とし、乾燥を防ぐために保湿する等の手入れをすることで、革はいつまでも美しく保つことができるのです。
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