ハイブランドのバッグはビジネスにNG?ブランドバッグを持つ時に気をつけたいこと

ハイブランドのバッグはビジネスにNG?ブランドバッグを持つ時に気をつけたいこと

社会人になると、気持ちも新たに持ち物も大人っぽいものを新調したくなりますよね。

憧れのブランド物のバッグや小物を自分で購入した、就職祝いとしてプレゼントされたという人も多いのではないでしょうか。

しかし、実際のビジネスシーンでブランド物を持ってもよいのか悩むことはないでしょうか。

そんな方に向けて、ビジネスにおけるブランド物のマナーや選び方についてご紹介したいと思います。

■バブル期にはハイブランドでの通勤が当たり前?

2018年はバブリーダンスが話題となったり、バブル期に人気だったブランドが再燃したりと、何かと「バブル」という言葉を聞く機会が多かったですよね。

少し前にはネットニュースでバブル時代の女性のオフィスファッションが話題となりました。

そこには、今でも有名なハイブランドのスーツやバッグを着た女性が写っており、「これで会社に通っていたの!?」と派手な見た目に驚く声がSNS上に相次ぎました。

当時を経験した人は日本全体が浮足立っていたと語るように、どこか浮世離れした雰囲気が会社にも漂っていたのかも知れませんね。

Hans BraxmeierによるPixabayからの画像

■ハイブランドは見る人によって印象が異なる

さて、そんなハイブランドのバッグやスーツですが、現代に当てはめてみると印象は変わります。

特にブランドのロゴやモノグラムなどが全面に押し出されたデザインをオフィスや客先で使っている人はあまりいないですよね。ブランド物は見る人によってはビジネスにふさわしくない、派手だと受け取られてしまうこともあり、それだけで印象を悪くしてしまうこともあります。

ある調査会社で先輩社員に新入社員の身だしなみについてアンケートをとったところ、新入社員のうちからブランド物を使っているのはふさわしくない、生意気だという回答が目立ちました。また、フレッシュなリクルートスーツにブランド物のバッグだけが浮いてしまい、トータルコーディネートとしてもあまり良くは見えないという意見も。

周りの人は意外と細かいところまで見ているということが分かりますね。人に不快感を与えない、オフィススタイルに準じたバッグを選ぶ必要がありそうです。

■ブランドのバッグを持っても良い場合

しかし、場合によってはブランド物のバッグが肯定的に捉えられることもあるようです。

具体的には、ビジネスフォーマルに適したブランドのバッグや、ブランドロゴがさり気ないものを身に着けていたとき。そういったさり気ないブランド物使いは、若いうちから身だしなみに気を遣えていると好意的に受け取る先輩社員もいるようです。

また、ブランド物は年齢によって似合う時期というものがあります。あまり若いうちからハイブランドのものを身につけていると、どうも似合わなかったり、バッグばかりが悪目立ちしてしまうということも。

さらに、仕事でまだ成果を上げてない段階で高価なものを身に着けていると、「誰に買ってもらったんだろう」と邪推されてしまうこともあるようです。

ブランド物、特にハイブランドのものは似合う年齢を把握した上で、TPOに合わせて持つようにするのが良いでしょう。

■ビジネスで好印象なブランドバッグの選び方

見る人を不快にさせず、無理なくブランドのビジネスバッグを持つためには、どのようなことに気をつければ良いのでしょうか。

・ビジネスブランドのバッグを選ぶ

ブランドによっても様々ですが、ビジネスラインが展開されているブランドのバッグであれば、気にせず選んで良いでしょう。

こういったバッグは、デパートのスーツ売り場などでも販売されているため、比較的に選びやすいのではないでしょうか。

気になる方は、店員さんからアドバイスをもらうのもおすすめです。

・大きなロゴやモノグラムは避ける

先程挙げたように、ブランドロゴが大きく目立ったものやモノグラムは、それだけでどこのブランドなのか、価格はどれくらいなのかが見る人に伝わってしまうこともあります。

ロゴは型押しや小さなプレートなどの、アピールがさり気ないものを選ぶようにしましょう。

・過度に光沢のある素材は避ける

エナメル素材のようなつるつるテカテカした素材は、結婚式や演奏会などのシーンには華やかでおすすめなのですが、ビジネスには不向きです。派手な印象になるだけでなく、ビジネスファッションとの相性が悪いからです。

しかし、上品な光沢を放つナイロンのビジネスバッグはおすすめです。あくまで主役はあなたで、バッグはその引き立て役と考えると、選ぶ基準となるのではないでしょうか。

・年齢の近い先輩社員の持ち物をチェックする

どのブランドを選べば良いか迷ったときには、少し上の先輩のバッグを参考にしてみましょう。全く同じものを購入するのは不快に思う人もいるため避けた方が良いですが、どんなブランドなら受け入れられるのかの参考になるはずです。

思い切って先輩に相談してみるのも良いですね。頼られて悪い気のする先輩はいないので、教えてもらうスタンスで声をかければ、良い情報をゲットできるかもしれません。

意外と頭を悩ませるビジネスバッグのブランド選び。失敗のないバッグを購入して、新生活をフレッシュにスタートさせて下さいね。