自分だけのこだわりのビジネスバッグを選ぶ

自分だけのこだわりのビジネスバッグを選ぶ

新入社員の頃はリクルートで使ったバッグやスーツなどのビジネスアイテムをそのまま使っているという男性が多いですが、仕事に慣れてくると、自分なりのこだわりを持って新しい物を購入したいと考えるのではないでしょうか。

特に素材や形など様々なタイプがあるビジネスバッグは、選び始めると何が良いのか分からなくなってくるということもあるでしょう。また、良いものは高額になることも多く、買ってから後悔することは避けたいですよね。

そんな方に向けて、どういった視点でビジネスバッグを選べばよいのかご紹介したいと思います。

■ビジネスバッグの選び方

ビジネスバッグは使う人の仕事のシーンによっても異なります。そこで、選ぶ前に念頭に置いておきたいことは以下の3点です。

1.どういった場所で使うのか
2.どういった仕事で使うのか
3.何を入れて持ち運ぶのか

ひとつずつ説明していきたいと思います。

1.どういった場所で使うのか

まずは自分が仕事でバッグを使っているシーンをイメージしましょう。

デスクワークが多いのか、営業で外回りが多いのか、によって適しているバッグも様々です。屋外での使用が多い方はある程度の耐久性が必要となりますし、雨が降ることも考慮して撥水性も欲しいところ。

また、デスクワークが中心という方は、バッグは足元や机の中に置きっぱなしということも多いでしょう。その場合は通勤・退勤時に電車などで邪魔にならないものを選ぶのがおすすめです。

まずは自分のビジネスシーンでどういった機能が必要なのか考えてみて下さい。

2.どういった仕事で使うのか

使う人の職種によっても適しているバッグは異なります。例えば営業職は人と会う機会が多いので、それなりにきちんとしたビジネスバッグが必要となります。床に置いて商談することが多い方は、自立できるタイプが良いでしょう。また、電車移動が多いという方は、軽量であることも重要になってきます。

デスクワークが中心の方は営業職の方に比べると比較的自由にビジネスバッグを選べると言えます。あまり物を持ち運ばないのであれば、自分の好みのデザインや形状にこだわってみてはいかがでしょうか。

また、自分がよく着るスーツに合わせてビジネスバッグを選ぶことも意識しましょう。黒やダークグレーなどの落ち着いた色のスーツを好まれる方は、ネイビー系の明るいバッグよりは黒いバッグの方が合わせやすいです。靴やベルトの色と合わせても良いですね。

3.何を入れて持ち運ぶのか

書類がメインという方は薄型のブリーフケースでも構いませんが、PCを頻繁に持ち歩く方は衝撃吸収の機能が付いたPC対応のバッグを選ぶ必要があります。

それ以外の特殊な機材や商材を持ち運ぶという場合には、大容量で持ち運びやすいビジネス用のトートバッグやリュックなどもおすすめです。

■タイプ別ビジネスバッグの特徴

ビジネスで使えるバッグの種類や特徴はどんなものがあるのでしょうか。4タイプのビジネスバッグについてご紹介したいと思います。

・ブリーフケース

多くのビジネスマンが持つのがブリーフケースです。書類の持ち運びに適しており、相手にきちんとした印象を与えます。ただし、持ち手が短いため、長時間の移動にストレスを感じることも。そういった方は付属のショルダーベルトなどを使用してみるのも良いでしょう。

・トートバッグ

大容量で肩掛けができ、持ち運びしやすいのがトートバッグです。最近はブリーフケースに次いで人気となってきており、特にファッショナブルなビジネスマンはトートバッグを選ぶ方が多いようです。

・ショルダーバッグ

書類を折り曲げず収納できるためブリーフケースの機能に近いものはありますが、肩掛けできるのがショルダーバッグの最大のメリットです。ただしスリムなタイプが多いため、荷物が少ない方に向いています。

・リュック

荷物の多いビジネスマンに根強い人気なのがリュック。特に耐久性やクッション性に優れたものが主流です。中にはスーツケースとドッキングでき、出張での移動に便利なタイプもあります。

■ビジネスバッグの素材

ビジネスバッグに使用される素材には本革、合皮、ナイロンなどがあります。それぞれのメリット・デメリットとはどんなものなのでしょうか。

・本革

経年変化(エイジング)を楽しめるのが本革の最大の魅力。手入れをするほどに愛着を持って長く使えます。高級感もあるため、おしゃれなビジネスマンは皮のバッグを好む方が多いようです。

しかし、重たく水に弱いというデメリットがあります。中に入れるものと合わせると、なかなかの重量となるため、移動が多い方にとっては避けたい素材です。また、こまめに防水スプレーをかけたり、クリームなどで保湿する必要もあります。

持ち歩くのは通勤・退勤時のみで、マメにケアができる方に向いている素材と言えるでしょう。

・合皮

最近では本皮と見分けがつかなほどよくできた合皮のビジネスバッグも多くあります。高級感も楽しめ、尚且つ水や汚れに強い合皮は、営業職の方に人気の素材です。

しかし、劣化しやすいというデメリットもあります。たくさんの荷物を持ち運ぶ方は2年前後で買い換えるという方が多いようです。

・ナイロン

軽量で丈夫なナイロンバッグは荷物の多いビジネスマンに人気の素材です。軽量ゆえの多機能であることも魅力で、移動や出張の多い方には選ばれやすいようです。

しかし、完全防水ではないというデメリットもあります。丈夫な素材なのでついつい荒く扱っていると、劣化が早くなるということも。

それぞれに一長一短なビジネスバッグ。自分のビジネスシーンに合わせてこだわりのバッグを選んでみて下さい。