こんなにあったメンズバッグの種類

こんなにあったメンズバッグの種類

男性のファッションは女性に比べてパターンが決まっており、個性が出しにくいと思われている方は意外と多いのではないでしょうか。特に年齢を重ねるに連れて、ファッションは限定的になる傾向がありますよね。

そんな男性ファッションで個性をアピールしやすいのがバッグではないでしょうか。

男性は基本的に持ち物が少なく、バッグを持たないという主義の人も多いですが、バッグを変えるだけでコーディネートの印象を変えることができるため、洋服よりもおしゃれに取り入れやすいアイテムなのです。

そんなメンズバッグの種類についてご紹介したいと思います。

■大容量で男らしく持てるバッグ群

・トートバッグ

メンズバッグの王道と言えばトートバッグ。大容量で肩に掛けることができ、ビジネスから休日、旅行といった幅広いシーンで活躍するため、1つは持っているという男性が多いのではないでしょうか。

また、様々な素材で展開されていることから、バリエーションが豊富なのもトートバッグの特徴です。

女性にとってもトートバッグを持つ男性は好印象のようで、「彼氏に借りたバッグ」というコンセプトで、女性向けの大きめのトートバッグが各メーカーから販売されていたのも記憶に新しいですね。

出典:LETDREAM

・ボストンバッグ

ボストン大学の学生が愛用していたことから名前がついたボストンバッグは、バッグの中でも特に大きく、マチが広い長方形の形状が特徴です。旅行用のイメージが強いボストンバッグですが、最近では小ぶりなものも人気で、ビジネスから普段遣いまで幅広く選ばれています。デザイン性が高く存在感があるため、実用性だけでなく、おしゃれなアイテムとしても人気です。

出典:ZOZOTOWN

・ドラムバッグ

ドラム缶に似た形状から名前がついたドラムバッグは、大容量とショルダーベルトによる持ち運びのしやすさから、学生の部活やジム通いをする人などに人気のアイテムです。

ナイロン素材が使われることが多く、丈夫で手入れがしやすい点も魅力です。

出典:THE NORTH FACE

■自転車や電車に乗るときにも最適なショルダーバッグ群

・メッセンジャーバッグ

自転車で書類を配達するメッセンジャー用に作られたメッセンジャーバッグは、平成に入ってから急激に人気となったバッグです。映画や昨今の自転車ブームも人気の火付け役と言えるでしょう。

また、コーデュラナイロンなどの丈夫な耐水性素材でできているものが多く、手入れの楽さからも男性に人気のアイテムです。

出典:Manhattan Portage

・ボディバッグ

一本のショルダーベルトで体にフィットさせて持つのがボディバッグです。両手が自由に使えることや、体に沿わせていることで揺れがなく、ストレスになりにくいことが特徴です。

素材もレザーやナイロンなど様々なものが展開されており、所持品が少ないシーンでは人気のおしゃれアイテムです。

また、女性でボディバッグを身につける方は少ないため、男性だけの特権のバッグとも言えるでしょう。

出典:LETDREAM

■ビジネスで使えるバッグ群

・ブリーフケース

ビジネスマンに古くから愛されるバッグと言えばブリーフケース。かっちりとしたデザインとフォーマルな印象から、就活生も必ず購入するアイテムです。

最近ではPCや書類、モバイルバッテリーなど、ビジネスマンの所持品も増えてきたため、マチの広いタイプが人気です。また、トートバッグに近いデザインのものも見られるようになりました。

・トートバッグ

元々はカジュアルなシーンで使われていたトートバッグですが、ビジネスマンの荷物も増えた現在では、フォーマルなデザインのトートバッグも定番になりつつあります。

素材もレザーやナイロン、合皮など様々なものが展開されており、おしゃれと実用性を兼ね備えたアイテムとして人気です。

・クラッチバッグ

ハンドルやショルダーのついていないハンドバッグのことをクラッチバッグと呼びます。

元々は女性がパーティーなどで使うバッグでしたが、ここ数年で男性の間でも流行となり、定番化しつつあります。

容量が少ないため、所持品の少ない男性や、ビジネスのサブバッグとして利用されることが多いようです。

・ダレスバッグ

アメリカのダレス特使が愛用していたことからダレスバッグと呼ばれるようになったバッグです。携帯品の多い医師が多用することから、「ドクターズバッグ」という呼ばれることもあります。

ダレスバッグは開口部ががま口のようにガバっと開く形状から、書類が取り出しやすく、中身が見渡しやすいのが特徴です。また、自立するため、書類を多く持ち歩くビジネスマンに適しています。

素材はオールレザーのものがほとんどで、デザインもレトロで少し個性的なため、バッグにこだわりのある方に人気です。最近ではリュック型のダレスバッグも販売されています。

出典:土屋鞄製造所

■幅広い世代に人気のリュックサック

最近では日本でもバックパックという名称が浸透していますが、欧米では旅行者「バックパッカー」が愛用していることから、こう呼ばれています。

定番のナイロン素材はどんな時代も学生に人気ですが、両手が空き、バランスよく荷物を持てる便利さから、大人になってもリュックサックを選ぶ方が増えてきています。

素材もレザーや合皮、キャンバスと様々で、利用シーンに合わせて選べるため、老若男女に支持されているアイテムと言えるでしょう。

バッグは種類や素材によって印象が異なります。いつものコーディネートでもバッグを変えるだけで雰囲気を変えることができるため、おしゃれに苦手意識のある方でもシーンに合わせて気軽にバッグを変えてみてはいかがでしょうか。