バッグはA4サイズが入ればオールラウンドに使える!

バッグはA4サイズが入ればオールラウンドに使える!

バッグを購入するときに、なんとなくデザインや見た目の印象で選んでいませんか?実際にバッグを購入して家に帰ってみると、入れたいものが入らなかったという経験がある方は多いはず。

そんな方におすすめなのが、A4サイズが入るかどうかを基準にバッグを選ぶということです。どんな場面でも、A4サイズの書類が入るバッグは不自由なく使いやすいと言われています。

大学の授業からちょっとした旅行まで活躍するA4サイズ対応のバッグを選ぶにはどのような点に注意すれば良いのでしょうか。

■そもそもA4サイズとは?

A4サイズは縦29.7cm、横21cmの長方形のサイズのことを指します。一般的にA4サイズ対応と謳っているバッグは、内寸がこのサイズに適応しているのですが、注意しなくてはならないのは、A4サイズの1枚紙をそのままバッグに詰め込むシーンは実は少ないということです。大抵はノートであったり、クリアファイルに入れたり、複数枚のレジュメのような形になっていることが多いのではないでしょうか。

そのため、バッグを選ぶ際にもA4サイズより一回り上のサイズが入ることを基準に選ぶと失敗が少ないです。もし、中に入れたい特定のファイルがあるならば、実際に店舗に持っていき、店員さんに了解を得た上で、試しに入れてみるのが良いでしょう。

■A4対応のトートバッグには要注意

台形型のものが多く、たくさんのものが入るのが魅力のトートバッグですが、A4サイズが入るかどうかという観点では少々気をつけなければならないことも。

トートバッグは正方形であることが少ないため、A4サイズの書類を単体で入れたときにぎりぎり入るサイズだったときに、他の小物を同時に入れてみると、端が折れ曲がることが多いのです。

こういった「ぎりぎり」A4サイズが入るバッグというのは、使っていく中で徐々に不便を感じることもあります。

■A4対応のバッグはマチも重要

さて、余裕を持ってA4サイズのバッグを選ぶ重要性は理解できましたが、気をつけることはそれだけで良いのでしょうか。

A4サイズを収納する場合、実はマチも大きく関係してきます。中に仕切りがあるバッグの場合、書類と小物を分けて収納することが可能ですが、そうでないバッグの場合はマチにゆとりのあるものが選ぶのが無難です。マチが少ないバッグは、中が図らずもぎゅうぎゅう詰めになってしまった場合、書類が折れ曲がる原因になるからです。

特に、お弁当などのかさのあるものを書類と一緒に持ち運びたいときには、バッグのマチが大きいものを選ぶと良いでしょう。

■ファスナーをしめてもA4サイズの書類が入るか

女性用バッグに多いのですが、バッグの内寸はA4サイズに対応しているものの、少し大きめのファイルを入れてみると、ファスナーが閉まらず、角がはみ出してしまうということがあります。

ぎりぎりA4サイズのバッグの場合、開口部がラウンドしていると、厚みのあるA4サイズのファイルが収まらずファスナーを開きっぱなしで使用するしかないという状況に陥ることも。

それでも使えることは使えますが、防犯や防水の観点からすると、おすすめできる使用方法ではありません。

やはりサイズは余裕を持って大きめを選ぶのが良いでしょう。

■縦横どちらに向けてもA4の入る理想のバッグとは?

それでは、具体的にどのようなバッグを選べば失敗しないのでしょうか。

・どんな場所でも馴染むトートバッグ

まずはおなじみトートバッグです。先ほど、トートバッグは書類の端折れに注意とご説明しましたが、それさえクリアできればトートバッグほどオールラウンダーなバッグはありません。

選ぶ際の注意点として、A4サイズが入ることは最低条件として、できればB4サイズまで対応しているものがベストでしょう。B4サイズまで余裕があると、書類がすっぽり入るのはもちろんのこと、折り畳み傘や筆記用具まで収納できます。

また、マチは10cmはあるものを選ぶと良いでしょう。これだけゆとりがあれば、財布や手帳、本までトートバッグ1つで持ち歩くことができますね。

大きめのトートバッグは男性らしく見えるため、女性からも好評のようです。ビジネスにもカジュアルにも似合う落ち着いたデザインを選ぶと良いでしょう。

・トレンドのスクエアリュック

次におすすめしたいのがスクエアリュックです。ここ数年で様々なメーカーがこぞってスクエアリュックを販売するようになりました。

スタイリッシュなシルエットと、A4書類のために作られたような機能性がビジネスシーンにぴったりです。PCやタブレットなどを収納するポケットと、書類を収納するスペースが区別されているものを選ぶのがおすすめです。

スクエアリュックはポケットや仕切りがたくさん装備されているものが多く、物を整理して収納しやすいというメリットもあるため、コンパクトに見えても実は大容量なのです。

そのため、普段のお出かけから1泊程度の旅行や出張まで幅広いシーンで活躍すること間違いなしです。

大は小を兼ねると言いますが、日常使いのバッグにおいてもそれは当てはまります。

ジャストサイズではなく、少し余裕のあるバッグでお出かけしてみてはいかがでしょうか。